VR/ARのオフショア開発について

VR(バーチャル・リアリティ:仮想現実)とは?

VRとは、バーチャルリアリティ(Virtual Reality:仮想現実)の略です。この仮想現実という言葉は、古くから使われている言葉ですが、最近ではインターフェースとして、ゴーグルのような「ヘッドマウントディスプレイ」が広まり、注目を集めています。

技術を端的に表すと、コンピューターの中に人工的な環境を創り、まるでそこにいる様な感覚を体験できるというものです。この技術によって、人間が得られる疑似体験のクオリティが飛躍的に向上します。そのため、エンターテイメントや、不動産、医療、災害救助などを中心に、様々な分野での活用が期待されています。

AR(オーギュメント・リアリティ:拡張現実)とは?

「AR」というのはオーギュメントリアリティ(Augmented Reality:拡張現実)の略です。現実の空間に何らかの情報を表示させ、現実世界を拡張する技術のことを表します。この技術を利用したスマホゲーム「PokemonGO」が有名です。上述したVRは現実世界とは切り離された仮想世界ですが、ARはあくまで現実世界を拡張するものとなっています。

また、この「VR」と「AR」の技術をかけ合わせた「MR」という言葉も生まれています。ミックスドリアリティ(Mixed Reality:複合現実)の略で、VRの世界に現実世界の情報を取り込み、現実世界と仮想世界を融合させた世界をつくる技術です。映画マトリックスの様な世界を実現させる技術として、今後スマートフォンに変わるプラットフォームになる可能性があります。

VR/ARのオフショア開発が増えている

こうした技術の開発には当然、専門のエンジニアが必要です。しかし、エンジニアの給与などが急騰している日本では、常にリソースが不足している状態です。そのため、ベトナムや中国、フィリピン、インドなどといった人件費が比較的安い国でVRやARの開発を行おうとする企業が増加しています。

そのように、開発会社や海外子会社に開発をアウトソースすることをオフショア開発と呼びます。開発コストを削減するために多くの日本企業に取り入れられ、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調べでは、日本企業の約45.6%が導入していると言われている、近年注目を集める開発手法になります。

VR/ARのオフショア開発は特にベトナムで盛んになってきています。その理由は、ベトナム人開発者が急速に量・質共に成長を遂げていることがあります。また、新しいもの好きの国民性とも相まって、VR/ARエンジニアが憧れの職種になっていることも挙げられます。今後のVR/AR開発は、ベトナムオフショア開発を中心に進んでいくことが予測されます。

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