先日、東京ビッグサイトで開催された「ITpro EXPO 2014」では、ベトナムパビリオンにこれまで最多となる11社のオフショア開発会社が集結し、IT人材の不足に悩む企業にベトナムでのオフショア開発の優位性をアピールした。

オフショア開発の課題は、現地開発スタッフとのコミュニケーションがひとつに挙げられるが、日本国内で開発していたベトナム人を日本側の窓口を経由させてやり取りをさせるなど、「発注側にはオフショア開発だと意識させずに開発をする」ことを可能にしている企業もある。

ベトナムは親日派が多く、国がITを推進しているため学生も多い。開発プロジェクトの大きさなどによっては、プログラマーの人件費は日本の3分の1だという。

オフショア開発先の国として今もっとも人気の高い「ベトナム」。その注目度はまだまだ続きそうだ。