本サービス「オフショア開発.com」にもご掲載いただいている株式会社BJITは、バングラデシュのオフショア開発企業で、Webシステム開発や業務システム開発を中心に、ラボ型開発(ラボ契約)で開発コストを削減させています。そんなバングラデシュでオフショア開発事業を展開する、BJITは、バングラデシュのグループ会社BJIT Limitedの子会社として、バングラデシュ首都ダッカにITエンジニア養成学校、BJITアカデミーを設立した。

日本において深刻なITエンジニアの人材不足を背景に、外国籍エンジニアが日本企業で活躍出来る機会が増えており、益々の人材供給が期待されている。BJITアカデミーでは、ITエンジニアリング技術に加えて、日本で仕事をするためのビジネスマナー、日本文化や日本語語学教育などにも注力し、人材育成と人材供給を包括的に行うことで、人材不足に悩む日本企業の人材ニーズに応えていくという。

講義内容には、プログラミング技術やフレームワークだけではなく、開発手法や方法論、開発ツール、システムデザイン手法、UI・UXなどのユーザービリティ、評価やテストなど様々な分野における講義を行う。 また、開発プロジェクトを進める上での、チームワーク、プランニング、コミュニケーション、問題解決、ストレス管理など、技術的な内容以外の分野の講義も行う。今後は、バングラデシュ人のITエンジニア育成機関に留まらず、日本人留学生や日本企業の海外研修などのグローバルエンジニアを目指す日本人エンジニアの育成機関としても幅広く事業展開を進めていくとしている。

バングラデシュは、人口1億6千万人を抱える南アジアの新興国。政府が「デジタルバングラデシュ」を掲げてIT化を推進し、豊富なITエンジニアを輩出する親日国としても知られており、インド+1やチャイナ+1の対象国として注目を浴びるオフショア開発先の一つ。