CMSの基礎知識|開発会社選定のポイントも解説

CMSの基礎知識|開発会社選定のポイントも解説

INDEX

1.CMSとは?

2.CMS|導入のメリット

3.CMS|導入のデメリット

4.CMS|開発会社への発注前の留意点

5.御社にピッタリのオフショア開発企業をご紹介します

1.CMSとは?

 「CMS」は「Contents Management System」の略称で、簡単にwebサイトの制作・更新ができるシステムのことです。

 従来のwebサイトは“HTML”や“CSS”などの言語によって制作されてます。ページの作成・更新をするためには、こうした言語を習得している必要があり、一般のユーザはwebサイトを更新する度にweb制作会社に依頼をしなければなりませんでした。

 

従来のwebページは、このようにHTMLタグを使ってページを構成しております。専門知識をもった方でないと、更新するのは非常に難しいです。

 

 

 CMSを導入すれば、HTMLやCSSといった専門の知識がなくても、ユーザ自身で文章を編集したり、画像を挿入したりといった、webサイトの更新ができるようになります。

 

 

代表的なCMSであるWordPressでページを作成するイメージ。専門知識がなくても直感的にwebページを制作することができます。

 

 

 

CMSの仕組み

 CMSを導入していない場合は、webサイトを1ページごとにHTMLやCSSで作成していきます。仮に100ページのwebサイトがあったとすると、HTMLやCSSで作成済みのファイルが100個あり、webサイトの訪問者がアクセスする度に該当のファイルが表示されるイメージです。

 一方でCMSは、webサイトを構成するデザイン・レイアウト(テンプレート)、画像、テキストなどを、データベースとして一元的に管理しています。こちらはwebサイトの訪問者がページにアクセスすると、ページを表示するため、自動的に必要な情報をデータベースから引っ張り出し、webページとして組み合わせて表示しています。

 

CMSの種類

 CMSにはいくつかの種類がありますが、大きくオープンソース型CMSとパッケージ型CMSとに分類されます。

■オープンソース型CMS

 オープンソース型CMSはソースコードをオープン化し、自由に利用・改善・再配布できるCMSです。カスタマイズの自由度が非常に高く、誰でも自由に使えるということでプラグイン(機能拡張)も豊富です。

 しかし、ベンダーによるサポートがないので、システムやプラグインのアップデートが定期的に必要となります。専門知識がない場合は、構築や保守を外部に委託する必要がでてきます。

■パッケージ型CMS

 パッケージ型CMSは、ベンダーが独自に開発したCMSをライセンス購入することで導入するものです。ベンダーによる手厚いサポートを受けることができるので、安心して利用することができます。

 一方で、ライセンス費が発生するので継続的にコストがかかる傾向にあります。また、拡張性に制限がありますので、機能のカスタマイズなどの自由度の高い運用は難しいです。

 

 CMSを構築する場合は、上記のいずれかが採用されることが多いですが、スクラッチで開発する、ということも勿論あります。

 スクラッチとは、システムを開発する際に、既存のシステムなどをベースにすることなく、ゼロから作り上げる手法のことです。自由度が非常に高い一方で、構築には通常大きなコストがかかります。

 CMSを構築するのにあたり、かなり複雑な要件を必要とし、オープンソース型/パッケージ型のいずれでも対応できない場合など、スクラッチ開発が選択肢に入ってきます。

 

最もポピュラーなCMS|WordPress

 多くの種類があるCMSの中で最も人気なのがWordPress(ワードプレス)です。WordPressはオープンソース型CMSで、テーマやプラグインの拡張性が非常に高いことが特徴です。商用利用も可能なので、多くの会社が自社サイトをWordPressで制作してます。

 W3Techsの調査によると、彼らが把握するWebサイトの37.8%がWordPressを使用しており、CMSのシェア率でいうと63.5%と圧倒的なシェアを誇ってます。

【W3TechsがまとめたCMSシェアの比率】

https://w3techs.com/technologies/overview/content_management

 

 WordPressの魅力はなんといっても自由度の高さです。WordPressの機能とプラグインは非常に豊富なので、ここではそのごく一部だけを紹介します。

■WordPressの機能

 ・管理画面からすべてのコンテンツの編集をする機能

 ・テンプレート、テーマを変更する機能

 ・ヘッダーやサイドバーに表示するメニューを編集する機能

 ・1つの管理画面で複数のwebサイトを管理する機能

 ・ユーザーを管理する機能

 ・プラグインによる拡張機能

■WordPressのプラグイン

 ・セキュリティ対策をするプラグイン “SiteGuard WP Plugin”など

 ・SEO対策をするプラグイン “Yoast SEO”など

 ・サイトマップを作るプラグイン “Google XML Sitemaps” など

 ・SNS連携をするプラグイン “AddToAny Share Buttons”など

 ・会員サイトを作成するプラグイン “Simple Membership”など

 これらの機能はあくまで一例で、設定するテーマによっては、広告設定機能や内部SEO対策、レビュー用ボックスやタイムラインを表示できるなど、かなりカスタマイズがききます。

 ただ後述しますが、CMS構築/移行にあたっては、機能を実装するほど開発に工数がかかり、費用が高額になりますので注意が必要です。

2.CMS|導入のメリット

スピーディーな更新が可能

 CMSを導入すると、HTML、CSSといった専門知識がなくてもwebサイトの更新・修正ができます。これにより、更新の都度web制作会社に委託していた工数が削減でき、リアルタイムで更新できるようになります。

 SEO対策を検討しているのであれば、更新頻度をあげ、コンテンツを充実させることが重要であるので、積極的にCMS構築・移行を検討したほうがよいでしょう。

 

webサイト運営の効率化が図れる

 webサイトの更新時に、web制作会社に委託しなくても、ユーザ自身で対応することができます。更新するたびに発生していた委託費が削減できるので、webサイト運営を効率化することができます。

 

webサイトを統一感のあるデザインに

 CMSはデザインテンプレートがあり、webサイト全体のデザインの統一を図ることができます。そのため、複数人で運営していても担当者によってサイトデザインに違いがでる、ということがなくなります。

3.CMS|導入のデメリット

デザインの自由度が効かない

 CMSはコンテンツを一元管理しているため、全体のページデザインと異なる特設ページのようなものを制作するのには向いてません。

 頻繁にプロモーションやキャンペーンなどを行うために特設ページを制作する場合、その都度外注することなども予想されますので、大きなコストがかかってしまいます。

 

セキュリティの問題

 CMSはサイバー攻撃の標的となることが度々あります。セキュリティ対策のプラグインが用意されているCMSは豊富にありますが、インターネットを通して更新などを行うため、不正アクセスや情報漏洩のリスクがあることを念頭に置いたほうがよいでしょう。

 

導入コストがかかる

 実装する機能や開発規模にもよりますが、一般的にCMSを導入する場合、従来のHP制作に比べて、初期構築に大きな費用がかかります。CMS導入後の更新については、web制作会社へ外注する必要が減り、ランニング費は抑えられることが期待できますが、特にスクラッチで構築する場合は多大な初期費用がかかることが見込まれます。

4.CMS|開発会社への発注前の留意点

要件定義|CMSに求める機能を洗い出す

 システム開発全般にあてはまることですが、まず要件定義をしっかりと行うことが重要です。上述のとおりCMSには多様な機能が実装できます。機能に過不足がなく、構築後の運用・保守、サイト運営に支障がでないよう(拡張性のあるつくりになるよう)に、CMSに求める事項を確実に洗い出すようにしましょう。

 CMSを導入することにより、今後webマーケティングに注力していく企業様は、具体的に自社サイトを活用して、「どのようなマーケティング施策をとるのか」というところをあわせて確認することで、CMSに必要とする機能を取捨選択しやすくなります。

 コロナ以降、マーケティング施策や営業活動のオンライン化が進み、今後より一層webマーケティングが重要となっていくことが予想されます。Webサイトは、特に企業ブランディングの向上や認知拡大、見込み潜在顧客との接点創出など、大きな役割を担っています。

 CMS構築/移行には大きなコストがかかりますが、御社の戦略に照らし合わせて最適のWebサイトを構築することが大切です。

 

オフショア開発という選択肢

 CMS構築/移行にあたって、求める機能や開発規模によっては多大なコストがかかることは上述のとおりです。

 そのようなときに、要件を妥協してしまうと、期待していたwebマーケティング施策を効果的に実践できなかったり、運用に工数がかかりすぎたりするなど、結果として運用に課題が残る低品質な成果があがってしまいます。

 「オフショア開発」ならば、国内開発に比べ平均29.9%(※)のコストダウンが期待できますので、初期費用がネックでCMS構築/移行に躊躇されていましたら、ぜひ一度オフショア開発をご検討することをオススメします。

 

※過去、「オフショア開発. com」を利用し、オフショア開発を検討・依頼した会社150社へのアンケート実施結果より <出典:オフショア開発白書(2019年度版)>

 

【参考】「オフショア開発」とは

5.御社にピッタリの開発会社をご紹介します

 今回は「CMSの基礎知識」として、CMSの仕組み、CMS導入のメリット・デメリット、開発会社への発注前の留意点…などについて解説しました。

 「オフショア開発. com」では、厳正な審査を通過した、オフショア開発企業が多数登録しています。「自社webサイトのCMS移行に必要な費用が知りたい」「スクラッチで自社にぴったりのCMSを構築したい」「なるべくコストを抑えて開発をしたい」…といったwebに関する様々なご質問・ご相談を承っております。

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