「VB6」から「.net」へのマイグレーション費用は?

多くのシステム担当者を悩ます「マイグレーション」の問題。システムを活用していく上で、プラットフォームやOSのバージョンアップに伴った移管は必ず発生していきます。中でも近年、必要性が高まっているのが「VB6」から「VB.net」マイグレーションです。

しかし、マイグレーションにあまり費用をかけたくない、という企業も多いはず。そこで、本記事では、オフショア開発を活用した「VB6」から「VB.net」へのマイグレーションについて、その有用性、注意点、成功のポイントまでを解説します。

■ VB6からVB.netマイグレーションの必要性

Visual Basic 6.0の製品サポートはすでに、2008年4月8日にサポートを延長してから10年以上経過しております。また、2020年1月14日には、ついにWindows7、Windows Server2008のサポート終了が決定しています。それにもかかわらず、今でも多くの企業でVisual Basic 6.0で開発されたシステムが運用されています。

※追記(2019年10月29日)Windows 7のサポート期限を2020年1月14日から「法人向けは2023年1月まで延長する」と、2019年10月2日にマイクロソフトは発表されました。 とはいえ、Visual Basic 6.0で開発されたシステムは大規模システムが多いため、移行には4ヶ月〜1年を見込む必要があります。 これまでと変わらず、Visual Basic 6.0資産を運用されている企業様は2023年1月を見据えた迅速な対応が必要となっております。

しかし、Visual Basic 6.0で開発されたシステムを利用し続けることで、リスクは年々大きくなっています。言語やOSのサポート切れでセキュリティリスクが増大したり、ハードウェアの老朽化が進んだり、技術者確保がますます困難になっていったりするというリスクです。そのため、今までのようにスムーズなシステム運用を行うことが、年々難しくなっているのです。

そこで、マイグレーションを進めて行かなければならないのですが、現在日本でマイグレーションを行うことには3つの課題があると言えます。

① 人員不足の問題
VBを扱える技術者は年々減少しています。2019年現在では、日本国内の開発者全体の1%に満たない状況です。

② 工期の問題
大規模システムが多いため、ほとんどのシステムが半年〜1年の移行期間を要します。また、工期圧縮を目指すためには、手動変換部分に対応するために多くの要員が必要です。(上記①にも関連します)

③ 費用の問題
システムのマイグレーション作業なので当然利用者の認識としては、低コストに抑えたいと考えます。しかし、国内だけでマイグレーションを行うと予算を上回る費用がかかることが多いです。やはり、いくら自動変換ツールを導入しても、手動変換部分は確実に残ります。手動変換部分への対応は必須のため、想定以上のコストがかかってしまいます。

上記から、VB6からVB.netマイグレーションを行いたいが、なかなか実現できていないという企業が多いのではないでしょうか。

■ 解決策としてのオフショア開発を活用したマイグレーション

前提として、オフショア開発はマイグレーション案件に非常に向いていると言えます。よく聞くオフショア開発の課題は、SIerからオフショア側への仕様が伝わりにくいという課題です。しかし、マイグレーションの場合、仕様理解部分は極めて少なく、新旧比較が中心の作業となってきます。よって、オフショア開発未経験のSIerでも、最小限のリスクで案件の実施が可能です。
※ すでにオフショア開発をご経験のSIerの場合、さらに難易度が下がります。

また、コミュニケーションコスト(SIerの担当者様の稼動)も少なくてすむ上、実質の開発コストもベトナムであれば、日本よりも格段に低価格なので、満足できる費用対効果が見込めます。ただし、注意点もありますので、以下挙げていきます。

■ 企業選定の3つの注意点

オフショア開発にてマイグレーションを行う場合、企業選定が非常に重要となります。

① 企業体質の見極め
案件開始前から案件終了まで、日本人的感覚を持ち、親身になって対応してくれる企業を選ぶことが大切です。前提条件の擦り合わせや、移行方針をSIer様と二人三脚で行える体質の企業を選定することが重要となります。

② 経験値
自社内で一気通貫で作業開始から作業終了までを終えることができる企業を選定することも重要です。マイグレーション実績、マイグレーションのノウハウ(ソースの第三者チェックなど)を既に保持している企業だとBestです。

③ 企業規模
中〜大規模プロジェクトになることが多い、マイグレーション案件。当然のことながらしっかりと体制を確保することができる企業であり、万が一トラブルが起こったとしても、リカバリー体制を取れ、最後まで対応してもらえる企業選びが重要です。

上記注意事項を守り、あとは実行あるのみです。

■ 成功のポイント

「準備が8割、開発が2割」

私の経験上、パレート(2:8)の法則ではないですが、開発にも同じようなことが言えるのではないでしょうか。「準備部分」を二人三脚で行ってくれ、「開発部分」をしっかり最後までやりきってくれる企業を選定して、あなたの会社でもオフショア開発を活用して、マイグレーションの課題を一緒に解決してはいかがでしょうか?

この記事の執筆者

インディビジュアルシステムズ株式会社

担当:宇都宮 俊 様

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