Rubyの基礎知識|Web開発を検討するなら知っておくべき!

Rubyの基礎知識|Web開発を検討するなら知っておくべき!

「Ruby」は1993年2月24日に、日本人である“まつもとゆきひろ氏”が開発したオブジェクト指向スクリプト言語です。

『プログラミングを楽しく』をコンセプトに開発されており、非常に柔軟性が高く、コードも短く簡潔であるのが特徴です。

PHPと同様、Web開発でよく用いられているプログラミング言語で、HuluやAirbnb、クックパッドなどの有名なWebサービスも開発にRubyが使われています。

Rubyが得意とする開発内容、逆に苦手とする開発内容はどういったものなのか?ぜひ御社でのWebシステム開発の参考にしてください。

INDEX

1.Rubyとは?

2.Ruby on Rails|Rubyならほぼ一択のフレームワーク

3.Rubyで実現できる開発案件

4.RubyとPHPの違い

5.御社にピッタリの開発会社をご紹介します

1.Rubyとは?

「Ruby」は1993年2月24日に、日本人である“まつもとゆきひろ氏”が開発したオブジェクト指向スクリプト言語(※1、※2)です。

『Enjoy for Programing!(プログラミングを楽しく!)』をコンセプトに開発されており、非常に柔軟性が高く、コードも短く簡潔であるのが特徴です。

 

※1 オブジェクト指向

複数の関連性のあるプログラムを「1つの大きなまとまり(=オブジェクト)」にして開発できる形式のこと。従来のプログラム言語では難しかった大規模ソフトウェア開発を効率的に実施するために考えられた概念。

※2 スクリプト言語

プログラムの記述や実行を比較的簡単に行うことができるプログラミング言語の総称。Rubyのほか、PHP、Python、JavaScriptなど。

2.Ruby on Rails|Rubyならほぼ一択のフレームワーク

PHPは、“Laravel”や“CakePHP”などフレームワークが豊富で、どのフレームワークを使用するかという選択肢が非常に多い一方で、RubyでWeb開発と言えば、“Ruby on Rails”を使うのが主流です。むしろ、この“Ruby on Rails”が登場したことにより、Rubyの人気に火がついたといっても過言ではありません。

 

まずフレームワークとは、開発で使用される様々な機能や仕組みを持っており、必要最低限なプログラムを記述するだけでアプリケーションを開発できるため、開発工数を大きく削減することができます。あわせてセキュリティ性、拡張性、メンテナンス性を維持するシステムを提供しています。

 

“Ruby on Rails”は、設計にMVCモデルを採用してます。MVCとはアプリをモデル(Model:データを生成する機能)、ビュー(View:見た目・画面を作成する機能)、コントローラー(Controller:要求に応じて、モデルやビューの連携を行う機能)とで機能ごとに開発を行う、というものです。そのため、分業して開発を行うことが可能であるとともに、表示部分(View)とデータ部分(Model、Controller)が分かれているため、表示部分の修正・変更を行っても、データ部分は仕様変更がないのであれば、そのまま使用することができます。

 

Rubyのフレームワークに関して、ことWeb開発においては圧倒的に“Ruby on Rails”が一人勝ちの状況です。多くのエンジニアが利用することで、ノウハウの集中、豊富なライブラリによる開発効率や安定性の向上などのメリットが生じています。

3.Rubyで実現できる開発案件

Rubyは非常に万能な言語です。また“Ruby on Rails”が、あらゆるWebシステムへ対応できる基盤となっています。

ここでは実際にRubyが使われているWebサービスの事例をいくつか紹介します。Rubyが非常に幅広いサービスで利用されていることが分かるかと思います。

 

Rubyが使われているWebサービス

Rubyは非常にできることが多く、実用的な言語なので、身近にある多くのサービスの開発にRubyが用いられています。

以下のWebサービスは開発にRubyが使われています。

①Twitter

世界的に人気のSNS、Twitterは当初“Ruby on Rails”で開発されていました。現在はScalaというJavaVM上で動作する言語に移行してます。

後述しますが、Rubyは処理速度が比較的遅いというデメリットがあるので、サービスの需要が急増した場合など、処理速度が速い言語にサービスを移行することを検討する企業も多いです。

 

②hulu

動画配信サービスhuluもサービス開始当初“Ruby on Rails”で開発されました。フロントエンドは別の言語が使用されることになりましたが、現在もバックエンドでは“Ruby on Rails”が使われています。

 

③Airbnb

宿泊先情報サービスのAirbnbも“Ruby on Rails”で開発されています。

後述しますが、“Ruby on Rails”は開発効率が非常に高く、またアジャイルでの開発にも向いているため、このようなスタートアップ企業やベンチャー企業におけるWebサービス開発で採用されることが多いです。

 

④価格. com

価格比較サイト、価格. comも“Ruby on Rails”によって開発されています。

 

⑤CrowdWorks

国内最大といわれるクラウドソーシングサービス、CrowdWorksも“Ruby on Rails”で開発されています。やはりAirbnbと同様、スタートアップ企業において採用されることが多い事例の一つです。

 

⑥クックパッド

国内最大の料理レシピ検索・投稿サービスであるクックパッドも“Ruby on Rails”で開発されています。

 

⑦グノシー

情報キュレーションサービス・ニュース配信アプリのグノシーも、Web版は“Ruby on Rails”で開発されています。

 

 

Rubyで実現することができる開発案件

以下はRubyで実現することが可能な開発事例の一例です。

実際のところ、Rubyはかなり幅広い開発に使用することができますので、ここで取りあげていない開発にも使用されることはあります。

①Webアプリケーション開発

上述したように、RubyはHuluやAirbnbなど多くのWebサービスで使用されています。

 

②SNS開発

Twitterがリリース時、“Ruby on Rail”で開発されていたように、SNSに必要な機能はRubyでの開発が可能です。

“Ruby on Rail”なら、ユーザー登録機能やログイン機能の実装、データベースも管理も容易にできます。また、スマートフォンやタブレット端末にも対応したレスポンシブデザインにも対応するように開発ができます。

 

③ブログサイト開発

RubyはブログをはじめとするオウンドメディアやCMSの開発をすることもできます。詳細は、「4.RubyとPHPの違い」で後述します。

 

④ECサイト構築

Rubyを使えばECサイトの構築も可能です。こちらも詳細は、「4.RubyとPHPの違い」で後述します。

 

 

Rubyが望ましくない開発案件

Rubyは幅広い開発現場で活躍するプログラミング言語ですが、もちろんRuby以外のプログラミング言語がベターな開発案件があります。

以下の開発案件においては、Ruby以外のプログラミング言語が第一候補となってくることが多いです。

①スマートフォンアプリ開発・ゲーム開発

“Ruby on Rails”には、コードをスマートフォン用に変換する“Ruby Motion”などのツールがあるため、スマホアプリ開発やソーシャルゲーム開発を行うこともできます。

ただ、もともとRubyはWeb系の開発に向いている言語なので、SwiftやJava、C#といった言語がそれぞれスマホアプリ開発やゲーム開発では主流になってます。

 

②機械学習・AI開発

Rubyには“PyCall”というライブラリがあり、機械学習やAI開発に取り組むことができなくはありません。しかし現状、実用性の問題や、利用者がほぼいないということで、参照できる情報も少ないようです。

機械学習やAI開発では、Pythonなどのプログラミング言語が主流となっており、Rubyで機械学習・AI開発ができるツールが開発される見込みも少ない状況となってます。

 

③実行速度が求められる開発

Rubyには実行速度が比較的遅い、というデメリットがあります。

「1.Rubyとは?」でも上述しましたが、Rubyはいわゆるスクリプト言語といわれるプログラミング言語です。スクリプト言語に共通の特徴なのですが、プログラム実行にあたり、記述したソースコードを一行ずつコンパイル(ソースコードを機械語に変換すること)する必要があることが原因です。

Twitterがリリース当初、“Ruby on Rails”で開発されていたが、その後Scalaに移行したように、サービスの需要が急増するなどして、さらなる処理速度が求められるようになると、別のプログラミング言語への移行が選択肢に挙がってくることがあります。

4. RubyとPHPの違い

Rubyと同様にWebサービスの開発によく使われるため、PHPが比較に挙がることが多いです。正直どちらもWeb開発に向いている非常に人気のプログラミング言語で、できることに大きな違いはないとも言えます。

ですので、ここではRubyがより向いている開発案件はどのようなものか?逆に、PHPの方が向いている開発案件はどういったものか?について、まとめていきます。

PHPに関しては、以下の記事でも解説してます。

【参考】『PHPの基礎知識|Web開発を検討するなら知っておくべき!

 

Rubyが向いている開発案件

 

◆スタートアップ企業やベンチャー企業のWebサービス開発

“Ruby on Rails”の開発効率が非常に高く、少人数での短期開発で大きな活躍をします。

スタートアップ企業やベンチャー企業において、短い工期内でWebサービスをローンチしなければならない場合など、Rubyでの開発を検討がおすすめです。

 

◆継続する開発案件

“Ruby on Rails”はアジャイル手法やスクラム手法での開発に適しています。

その理由としては、やはり開発効率と短期開発で強みを発揮できるところにあります。

少人数で基本サービスをローンチし、その後、ユーザーのニーズにあわせて、仕様変更・追加をして継続的にサービス改善を繰り返していくことに適しています。

 

PHPが向いている案件

 

◆CMS構築・オウンドメディア制作

「CMS」とは、簡単にWebサイトの制作・更新ができるシステムのことです。会社のHPやブログなどで、専門的な技術を持たない担当者でもwebサイトの更新ができるような仕組みを提供するものです。

CMSは“WordPress”が圧倒的シェアとなっており、この“WordPress”がPHPで開発されています。そのため、現時点ではPHPで開発をすすめることが主流となってます。

最近はシステムの裏側、管理画面やデータベース構造といったところを細かく作りこむためにRuby(Ruby on Rails)が用いられる場合もあるようですが、まだまだPHPが主流といえそうです。

CMSについては、以下の記事でも解説してます。

【参考】『CMSの基礎知識|開発会社選定のポイントも解説

 

◆ECサイト構築

ECサイトについても、CMS同様にPHPで開発されている“EC-Cube”等が主流となっていることもあり、PHPが一般的です。

こちらもRubyでも制作できないわけではないのですが、PHPのシェアが圧倒的に多いのが現状です。

 

オフショア開発という選択肢

ここまで解説した通りRubyは多くのWebサービスの開発に使用されるプログラミング言語です。

Twitterや食べログ、クラウドワークスなど非常に人気のWebサービスの開発に使われていることもあって、Web開発の現場での信頼は高く、今後も多くの開発案件がRubyで行われることが期待されます。

一方、IT業界全体の話になりますが、日本国内ではエンジニアのリソースを確保することが年々困難となっております。わたしたちが運営する「オフショア開発. com」にも、Rubyの開発案件が『国内リソースでは十分な対応ができない』ということで、ITベンダーから相談の連絡をいただくことも多いです。

今後も継続して、課題となってくるであろう日本国内のリソース問題に対して、現時点で「オフショア開発」という選択肢を検討することをオススメします。

特にオフショア開発の現場ではラボ型でのアジャイル開発に注力する企業が非常に多く、アジャイル開発に向いている“Ruby on Rails”を強みとしているオフショア開発企業もあります。

また「オフショア開発」ならば、国内開発に比べ平均29.9%(※)のコストダウンが期待できます。コロナ禍のなか、豊富な予算でWeb開発することが現実的でない場合でも、オフショア開発ならばコストパフォーマンスで折り合いがつく可能性があります。ぜひ一度オフショア開発をご検討することをオススメします。

 

※過去、「オフショア開発. com」を利用し、オフショア開発を検討・依頼した会社150社へのアンケート実施結果より

【出典】オフショア開発白書(2019年度版)

【参考】「オフショア開発」とは

5.御社にピッタリのオフショア開発企業をご紹介します

今回は「Ruby」について、Rubyでできること、代表的なフレームワーク(Ruby on Rails)、Rubyで実現できる開発案件、PHPとの違い…などについて解説しました。

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