システム開発会社のユース・情報システム開発株式会社は、ミャンマーのソフトウェア開発大手であるACE Data Systemsと合弁会社「エースジャパン」を設立した。

ACE Data Systemsはミャンマーのヤンゴンに本社を持つミャンマーオフショア開発会社で、コンサルティングサービスや貿易会社、モバイルサービス会社など幅広く事業を展開しており、1992年設立のミャンマーオフショア開発会社としては歴史のある会社のひとつである。

ミャンマーの経済発展に伴ってミャンマー政府や企業のIT需要が高まっていることと、中国やインドに比べてソフトウェア開発者の人件費が安価であることからオフショア開発も伸びている。

ユース・情報システム開発は、約4年ほど前からACE Data Systemsと協業し、日本のITベンダーおよびユーザ企業から、システム開発の一部をACE Data Systemsに委託するミャンマーオフショア開発を展開している。今後、ミャンマーのシステム開発者を利用したいと考える日本企業(SIerやベンダー、メーカーなど)が増えるとみて、合弁会社を設立することにしたという。