最終更新日:2026/01/08
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CMSの導入には、ソフトウェアにかかるライセンス費だけでなく、インフラ構築費や開発人件費など、さまざまなコストが発生します。予算オーバーを防ぎ、費用対効果の高いWebサイトやシステムを構築するためには、初期費用と運用費用の全体像を正確に把握しておく必要があります。
本テキストでは、費用が発生するポイントを分解し、規模別の相場感と、見落とされやすい継続コスト、削減の考え方を解説します。
CMSとは
CMSは「Contents Management System(コンテンツマネジメントシステム)」の略で、HTMLやCSSなどの専門的な技術知識がなくても、Webサイトのコンテンツの作成や管理、更新ができるシステムの総称です。
CMSを導入していない場合はサイトの作成や更新の際、ページごとに制作し、管理を行う必要がありますが、CMSを活用することで、データベース上の画像やテキスト、テンプレートなどのデータを利用し、Webページを自動的に生成することができるようになります。
CMSには「オープンソース型」や「パッケージ型」「クラウド型」「フルスクラッチ型」などの種類があります。
WordPressなどのオープンソース型CMSは無料で利用可能ですが、サーバー構築やセキュリティ対策については自社で行う、もしくは外部に委託する必要があります。自社で行う場合にはサーバー代などの実費と社内の人件費、外注する場合は外注費が発生します。
パッケージ型やクラウド型は初期ライセンス料や月額利用料が必要ですが、サポートや保守が含まれます。どのようなCMSを選定するかによって、イニシャルコストとランニングコストの比率が大きく変わります。
CMS導入にかかる費用相場
CMSを導入する際の費用には、ソフトウェアを使用するためのライセンス費や構築・開発にかかる費用などがあります。
小規模サイト
小規模サイトの外注相場は30万円〜50万円程度が一般的です。オープンソース型CMSを使えばライセンス費はかからず、自社で行う場合はサーバー代などの実費のみで運用することが可能です。自社で行う選択肢は一見コストを安価に抑えられるように見えますが、社内のリソースを使うこととなるため、注意が必要です。
中規模サイト
中規模サイトの外注相場は、100万円から200万円程度です。
中規模以上の場合は独自機能の実装やデザイン制作が必要となることが多く、その場合はエンジニアやデザイナーの稼働工数が費用の大半を占めます。パッケージ型CMSを採用する場合は数十万円のライセンス費が加算されることもあります。
大規模サイト
大規模サイトの場合、外注相場は500万円以上であり、要件次第では数千万円となることもあります。
サイトデザインだけでなく、大量アクセスに耐えるインフラ設計や高度なセキュリティ実装には、それなりのコストや期間をかけた開発が必要です。公開後の保守・メンテナンス費用についても考えないといけないため、初期構築費用だけを見て判断しないようにしましょう。
よくある落とし穴(隠れコスト)
見積もり時に確認しておかなければいけないのが導入後のランニングコストです。また、外部への支払いだけでなく、社内リソースの消費もコストとして計上する必要があります。
サーバー・ドメイン管理費
Webサイトを維持するインフラ費用は、CMSの種類に関わらず発生する固定費です。月額数千円の共用サーバーを使う方法もありますが、表示速度や安定性を重視する場合はクラウドや専用サーバーを使えば、月額数万円以上かかります。
自社サーバーの場合は、ハードウェア費に加え、保守管理を行う社内エンジニアの稼働コストも考慮すべきでしょう。
保守・メンテナンス費用
システムやWebサイトを安全に維持するための保守・メンテナンス費用です。内容によって月額数万円から数十万程度と幅があります。
自社で対応する選択肢もありますが、障害復旧やアップデート作業に社内のリソースを割くことになるため、外部に依頼する方がトータルコストを抑えられるケースも少なくありません。しっかり比較検討するようにしましょう。
セキュリティ対策費用
個人情報を扱うサイトや企業サイトでは、WAF(Webアプリケーションファイアウォール)などの導入が必須です。
無料プラグインでの対策も可能ですが、設定や監視には専門知識が必要です。万が一の改ざん被害や情報漏洩リスクを考えれば、有料のセキュリティサービスは保険として不可欠な投資と言えるのではないでしょうか。
CMS導入のコスト削減にはオフショア開発がおすすめ
CMS導入費用の大半を占めるのは人件費です。特にカスタマイズが必要な中規模以上の案件において、人件費を抑える合理的な手段の一つがオフショア開発です。
日本よりも人件費が安価な海外拠点では人月単価を大幅に抑えることができます。CMS導入費用の大半を占める人件費を安価な海外レートに置き換えることで、品質を落とさずに導入コストを劇的に下げることが可能です
まとめ
CMS導入の費用は、初期費用だけでなく、運用・保守や社内リソースの消費まで含めたトータルコストで判断しましょう。自社で構築・運用を行うのか、外注するのか、自社のリソース状況に応じた選択が重要です。
コストを抑えたい場合には、人件費そのものを低減できるオフショア開発を選ぶのも一つの選択肢です。
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