最終更新日:2025/08/18

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【2025年最新】アプリ開発会社の選び方・費用相場・おすすめ5選

スマートフォンやタブレットの普及により、アプリケーションは私たちの生活に欠かせない存在になりました。企業が自社のサービスをアプリとして提供することは、顧客との接点を強化し、ビジネスの成長を加速させる重要な戦略です。

アプリ開発を検討する際、どのような開発会社を選べばよいのか、費用はどの程度かかるのか、多くの担当者が悩むポイントでしょう。

本記事では、アプリ開発の基本概念から費用相場、そして開発手法ごとの具体的なポイントまで詳しく解説し、実績豊富なおすすめの開発会社5社も厳選してご紹介します。アプリ開発を成功に導くための指針としてお役立てください。

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アプリ開発とは

アプリ開発は、スマートフォンやタブレット、パソコンなどのデバイス上で動作するアプリケーションを設計・構築するプロセスです。

アプリには大きく分けて、インターネットブラウザ上で動作する「Webアプリ」と、デバイスに直接インストールして使用する「ネイティブアプリ」の2種類が存在します。

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Webアプリ

Webアプリは、Webブラウザ上で動作するアプリケーションです。インストールする必要がなく、インターネット接続さえあればブラウザを通じて即座にアクセスできる点が特徴です。

Webアプリの最大の利点はプラットフォームに依存しない点です。Windows、Mac、iOS、Androidなど、ブラウザが動作する環境であれば、基本的にどのデバイスからでもアクセス可能です。また、アップデートはサーバー側で行うため、ユーザーが個別に更新作業を行う必要がありません。開発コストも比較的抑えられ、メンテナンスも容易であることから、多くの企業が採用しています。

Webアプリについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

https://www.offshore-kaihatsu.com/contents/general/web-app-develop/

ネイティブアプリ

ネイティブアプリとは、GoogleやAppleのストアからダウンロードするアプリケーションのようにインストールして端末上で動作するものをいいます。デバイスの機能を最大限に活用できることが強みで、カメラ、GPS、加速度センサー、プッシュ通知など、デバイス固有の機能にアクセスできるため、より高度でインタラクティブな体験を提供できます。

インストールの手間がかかるため、ユーザーにとっては利用のハードルが若干高いとも言われていますが、ネイティブアプリはインストールしてもらえば継続的に使ってもらいやすいアプリです。

ストアの審査に通らなければリリースすることができないため、リリースまでの期間が長くなってしまう可能性も。OSごとに異なる開発環境を要することもあり、開発コストはWebアプリより高めです。

また、ここでは詳しく解説しませんが、Webアプリとネイティブアプリ両方の特性を持つ「ハイブリッドアプリ」も存在します。ネイティブアプリとハイブリッドアプリについては下記の記事もあわせてご一読ください。

https://www.offshore-kaihatsu.com/contents/general/native-app/

アプリ開発の費用相場

アプリ開発の費用は、機能の複雑さ、デザインの要求レベル、開発期間、選択する開発方法によって大きく変動します。

一般的に、シンプルな機能のアプリであれば100万円程度から、複雑な機能を持つ大規模なアプリでは1,000万円を超えることもあります。費用を左右する主な要因としては開発工数、エンジニアの人件費、デザイン費用、テスト費用、運用・保守費用が挙げられます。

初期開発費用だけでなく、リリース後の継続的なアップデートや保守にかかるランニングコストも考慮に入れる必要があります。

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アプリ開発の費用相場(開発方法別)

アプリ開発においてはさまざまな開発方法がありますが、ここではスクラッチ開発とパッケージ開発(クラウド開発)の費用相場について解説します。

スクラッチ開発はゼロからオリジナルのシステムを開発することです。雛形などを一切使用せず、何も流用しない状態で始めるスクラッチ開発をフルスクラッチ、過去のシステムを流用して開発することをセミスクラッチと呼ぶこともあります。

要件やオーダーに合わせて開発するので、自社の業務フローやルール・条件などにフィットしたシステムを作ることができます。アプリの種類によって費用は大きく変動し、メディア系アプリで250万円以上、店舗系アプリや金融系アプリでは600万円以上、ECアプリになると1,500万円以上の費用がかかります。さらに開発が長期化した場合は数千万円を超えることもあります。

パッケージ開発(クラウド開発)は、既存の機能やサービスを組み合わせてアプリを構築する手法です。データベース連携なしの開発では200万円以上、データベース連携ありの場合は400万円以上が費用の目安となります。これに加えて、初期費用として数十万円から数百万円、月額利用料として数万円から数十万円程度の継続的な費用が発生します。

開発期間が短く、比較的低コストで導入できますが、機能やデザインのカスタマイズには限界があります。

アプリ開発の費用相場(ジャンル別)

アプリ開発の費用は、ジャンルによって大きく異なります。必要な機能の数や複雑さ、データ処理の規模、セキュリティ要件などが費用を左右する主な要因です。以下は、海外の調査データを日本円に換算した費用相場の一例です(2025年3月時点、1ドル=約150円で計算)。

アプリの種類 費用相場
カスタムERP 3,000万円~1億円以上
タクシーアプリ 2,200万円~7,500万円
ストリーミング配信アプリ 2,500万円~7,500万円
ゲームアプリ 1,200万円~7,500万円
フードデリバリーアプリ 2,200万円~6,500万円
ARアプリ 1,800万円~5,500万円
ソーシャルメディアアプリ 1,500万円~5,500万円
マッチングアプリ 1,500万円~5,000万円
ECアプリ 1,200万円~4,500万円
健康管理アプリ 1,200万円~4,500万円
学習アプリ 1,200万円~4,000万円
ビジネスアプリ 1,000万円~3,500万円
コミュニティアプリ 1,200万円~3,500万円
小売店アプリ 1,000万円~3,000万円
レストランアプリ 1,000万円~3,000万円

企業の業務システム全体を管理するカスタムERPは、最も高額な部類に入り、要件次第では1億円を超えることも珍しくありません。タクシーアプリや動画配信アプリのような、リアルタイム性が求められるアプリも高額になる傾向があります。位置情報処理、動画のエンコード・配信、大量のユーザー同時接続への対応など、高度な技術基盤が必要となるためです。

比較的手頃な価格帯では、店舗向けのアプリや業務支援アプリなどがあり、基本的な機能に絞れば1,000万円程度から開発可能です。

これらはあくまで参考値であり、正確な費用を把握するには、具体的な要件を基に複数の開発会社から見積もりを取得することが不可欠です。

アプリ開発手法の選び方 | ポイント3つ

アプリ開発手法を選ぶ際は、プロジェクトの目的、予算、求める品質レベルに応じて適切な判断が必要です。

開発手法は大きく分けて、低予算・短期間での開発を得意とする「ノーコード型」、バランスの取れた開発を行う「ハイブリッド型」、そして高度な技術力で完全オーダーメイドの開発を行う「フルスクラッチ型」の3つのタイプに分類できます。それぞれの特徴を理解し、自社のニーズに最も適した開発会社を選択することが、プロジェクト成功の鍵となります。

1.低予算・短期間重視(ノーコード型アプリ開発)

ノーコード型のアプリ開発は、プログラミング知識がなくても視覚的な操作でアプリを構築できるプラットフォームを活用する手法です。予算や期間に制約がある場合や、プロトタイプを素早く作成したい場合に最適です。開発期間も費用も従来の開発手法と比較して大幅に抑えられます。

開発費用を抑えたい方は、「オフショア開発」がおすすめです。

2.独自機能・デザイン・システム連携重視(ハイブリッド型アプリ開発)

ハイブリッド開発は、HTML、CSS、JavaScriptといったWeb技術を基盤としながら、ネイティブアプリのような動作を実現する手法です。iOSとAndroid両方のアプリを生成できるため、開発効率とコストパフォーマンスのバランスに優れています。

ノーコード型とフルスクラッチ型のいいとこ取りで、独自の機能やデザインを持つネイティブアプリに近いパフォーマンスを実現しながら開発コストを抑えることができるため、多くの企業が採用している手法です。

3.完全オーダーメイド重視(フルスクラッチ型アプリ開発)

フルスクラッチ開発は、要件に合わせてゼロからすべてを構築する最も自由度の高い開発手法です。あらゆる要求に対応できる柔軟性が最大のメリットです。デバイスの性能を最大限に活用でき、細部にわたるカスタマイズが可能なため、ユーザー体験を極限まで追求できます。また、将来的な機能拡張や仕様変更にも柔軟に対応できる設計が可能です。

ただし、他の開発に比べて開発期間やコストがかかるため、オフショア開発などの活用をおすすめします。

https://www.offshore-kaihatsu.com/lp2/

【2025年最新】おすすめアプリ開発会社5選

日本国内には数多くのアプリ開発会社が存在しますが、その中でもおすすめの5社を厳選してご紹介します。

株式会社テクノデジタル

株式会社テクノデジタル

引用:https://www.tcdigital.jp/

『Technology × Creative × Marketing』を融合させたデジタルビジネスのトータルプロデュース企業として、Webサイト構築やUI/UX設計、スマートフォン・タブレット向けアプリ開発、クラウド型インフラアーキテクチャ設計・構築、デジタルマーケティング戦略支援を軸に事業展開しています。大規模BtoCサービスの開発を多数手掛けており、特にBtoC領域のデジタル支援においては、アプリ開発・制作、インフラ構築、アプリ保守、マーケティング領域まで幅広く対応可能な点が強みです。

企画開発から運用保守まで、webアプリケーション開発、UI/UX設計、インフラ支援、デジタルマーケティング支援をワンストップで提供しており、迅速かつ高品質なシステム提供を実現しています。技術力だけでなく、コンサルティング、デザイン、クリエイティブ、マーケティングなど、トータルでの優れたソリューション力を保有している点も特徴的で、エンジニアが企画から運用保守まで全工程に携わることで、フルスタックな人材育成も実現しています。

主要実績としては、貝印株式会社(KAIストア)、ディップ株式会社(バイトルPRO)、SBヒューマンキャピタル株式会社(キャリオク)、KADOKAWA、ぴあ株式会社など、大手企業の大規模BtoCサービスのWebシステム開発・スマートフォンアプリ開発・インフラ構築・運用保守を担当。17期連続黒字決算を達成しており、高い技術力と事業安定性で定評がある企業です。

株式会社アイリッジ

株式会社アイリッジ

引用:https://iridge.jp/

「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。」というミッションを掲げ、スマートフォンアプリを活用した企業のOMO(Online Merges with Offline)支援を専門としています。

「アプリ開発」と「アプリに組み込むソリューション」の両輪で事業展開しており、スクラッチ開発・パッケージ開発の両方に対応。アプリ開発プラットフォーム「APPBOX」やアプリマーケティングツール「FANSHIP」などを提供しており、企画・開発から運用・マーケティング施策をサポートしています。

主要実績としては、ファミペイ(ファミリーマート)、ENEOS公式アプリ、WESTER(JR西日本)、京王アプリ、三菱UFJ銀行アプリ、小売・金融・鉄道など幅広い業界の大手企業アプリを多数手掛けています。

株式会社ガラパゴス

株式会社ガラパゴス

引用:https://glpgs.com/

「プロセスとテクノロジーで人をよりヒトらしく」を企業理念、デジタルモノづくり産業革命をビジョンとして掲げ、AIを活用したクリエイティブ制作サービス「AIR Design」とスマートフォンアプリ開発サービス「App Development」を展開する企業です。

スマートフォンアプリ開発においては、10年以上の豊富な開発・運用実績を持ち、企画から要件定義、仕様策定、デザイン、設計、開発、検証、リリース、運用、継続開発、グロースハックまで、アプリ開発の全工程をワンストップで提供。

主要な開発実績としては、ベイクルーズのファッションECアプリ、FODマガジンの電子書籍アプリ、クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンのクーポンアプリなど、大手企業のアプリ開発を多数手掛けており、その他にも、BtoCからBtoBまで幅広い分野での実績を保有しています。

株式会社ebookcloud

株式会社ebookcloud

引用:https://ebookcloud.info/

「全ての企業にアプリを」をモットーに、「日本のあらゆる企業にオリジナルアプリを提供し、日本企業のIT化に貢献すること」をビジョンとして掲げている格安アプリ開発会社です。

月額9800円で利用できるクラウド型アプリ開発ソフト「App1(アプリワン)」はプログラミングの知識がない方でも、Web上の管理画面でブログ感覚でアプリの制作・修正・更新ができ、PCはもちろんスマホにも対応しています。

公式サイトでは実績を公開していませんが、知識不要で簡単にアプリ開発ができるクラウド型ノーコードアプリ開発プラットフォームの先駆者として、7,000社以上の導入実績と99%の継続率を誇っています。

https://www.offshore-kaihatsu.com/lp2/

富士ソフト株式会社

富士ソフト株式会社

引用:https://www.fsi.co.jp/

1970年に設立した、約1万人のICT技術者を抱える大手システム開発企業。組み込みアプリから業務系アプリ、WEBアプリ、スマートフォン用ネイティブアプリまで、確かな技術力と豊富な実績で企業の様々なアプリ開発および制作を支援しています

アプリ開発においては、企画から開発・デザイン・運用までをワンストップでサポート。豊富な機能がワンパッケージ化された「smartCOCO」はiOS・Androidのアプリとサーバーをセットにしたアプリ開発プラットフォームであり、アプリの開発・運用・分析をワンストップで提供しているため、アプリを活用したマーケティングを簡単に始めることができます。

ベネッセコーポレーションの「チャレンジパッド」「チャレンジパッド2」の開発など、高度な技術力を要する案件を多数手掛けています。

まとめ

アプリ開発においては、Webアプリとネイティブアプリそれぞれの特徴を理解し、自社の要望に合った開発方法を選択することが重要です。また、開発方法やジャンルによって費用が大きく異なることを認識し、予算と要求機能のバランスを考慮する必要があります。

アプリ開発の成功は、適切なパートナー選びから始まります。オフショア開発.comでは専門コンシェルジュによる無料相談をご提供しています。ご相談から候補となるオフショア開発企業のご紹介まで、すべて無料でご利用いただけます。ご発注になった際の成約手数料もございませんので、安心してご利用ください。

https://www.offshore-kaihatsu.com/lp2/

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