
オフショア開発を導入する目的はやはり現地の安い人件費を期待した開発コスト削減・利益拡大です。
単純に考えて、人件費の安い国のエンジニアを使ってソフトウェアやWebシステム、スマホアプリ開発などを行った場合、同じ人月で同じ品質のものが出来上がれば、開発原価は下がります。
また最近では国内のエンジニア不足(特にスマホアプリ開発エンジニアなど)に伴い、優秀なエンジニアの確保という期待もオフショア開発には持たれています。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調べでは、日本IT企業の約45.6%がオフショア開発という手法を導入していると言われており、今後もその導入率は高まって行くと予想されています。
今までは大手企業のみがオフショア開発を導入すると言われていたが、最近では中小企業でもオフショア開発を導入し、開発コストの削減を成功させており、より敷居の下がった開発手法となっています。
日本ではオフショア開発先として一番人気があるのが中国で、2位がベトナム、3位インド、4位フィリピンと続いている。この他にも案件内容によってタイやインドネシアにアウトソースしたり、今後はミャンマーやモンゴル、クロアチアなどにも人気が出てくると言われています。