インドオフショア開発の基本データ

インドオフショア開発基本データその1:企業形態編

インドオフショア開発基本データその1は「企業形態」についてです。
インドは中国に次いで、海外企業向けのオフショア開発を受注している国です。インドのオフショア開発の特徴は中小企業が中心となってオフショア開発に乗り出す中国とは対照的に、基本的に大企業が開発を請け負っているということです。
大企業の中で、技術者(ITエンジニア)は大小様々な開発案件を経験でき、また開発行程において色々な専門分野が縦断的に交流することができ、有能な人材が育ちやすい環境といえます。
また、インド人は英語が堪能な人材が多く、他国に比べると他言語を操る有能なブリッジエンジニア(ブリッジSE)やコミュニケータが多いというのも特徴です。

インドオフショア開発基本データその2:取引相手国編

インドオフショア開発基本データその2は、「取引相手国」についてです。
インドは中国に次いで世界で2番目にオフショア開発におけるシステム輸出が盛んな国であり、大規模システムから中~小規模システムまで様々な形態のシステム開発に対応できるのがインドオフショア開発の強みもあります。
また、オフショア開発に乗り出す他の諸外国に比べ、国内向け開発が2割と非常に低く、大企業を中心として積極的に海外向けのシステム開発を行なっている国です。輸出の7割は米国に対して、それ以外は欧州が主な取引先となっています。日本に対する輸出は輸出量全体の約5%ほどしかないといわれています。
欧米の大企業を相手に取引しているインド企業がほとんどの中、日本がより契約を多く結んでいくためは長期的な視点での戦略が必要となります。

インドオフショア開発基本データその3:展望編

インドオフショア開発基本データその3は、「今後の展望」についてです。インドは大企業を中心としたオフショア開発において、欧米企業との強いつながりを築き急成長を遂げています。
そんな中、インドの大企業ではオフショア開発のための人材を中国をはじめとしたアジア各国から集めようとする動きがあります。世界的に工数単価の変動がほとんどないオフショア開発の業界において、利益追求のためにはいかに少ない労働力で効率良い仕事を行なうことができるかにあります。
インドが今後、国を越えて有能な人材の確保に乗り出すのであれば、システム開発においてインドは2歩も3歩も他の国の前を行く可能性が多分にあります。
国内外の参入企業も増えることが予想されるので、インドを中心により安価で高品質なシステム開発が進んでいくといえるでしょう。

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