バングラデシュオフショア開発のデメリット

公開日:2017/10/25 最終更新日:2023/09/15

バングラデシュオフショア開発のデメリット「地理的不利」

日本には、高度な技術開発力をもつ企業が多くあります。しかし、コスト削減が求められる現在では、海外のオフショア開発会社に仕事を委託することも、選択肢として増えてきました。
しかし、その際に伴うデメリットについて認識しておく必要があります。バングラデシュも今後オフショア開発の委託先として有望です。
バングラデシュオフショア開発デメリットには、地理的に日本と距離が離れているという点があります。
海外のオフショア開発会社との連携を取るためには、できるだけ距離が近いほうが有利です。アジアの国々の中では、バングラデシュは日本から遠い距離にあり、バングラデシュオフショア開発のデメリットとして地理の面で不利な特徴を持っています。

言葉の交流に問題あり?バングラデシュオフショア開発のデメリット

バングラデシュでオフショア開発を進めていくにあたって問題となるのは、言葉の壁が要因として存在します。
異なる国同士の言葉の問題は、多くの場面で意思疎通の障害となる要素です。オフショア開発においても、日本とバングラデシュの開発スタッフとの言語の差が、プロジェクトの進行を滞らせる要因になります。
バングラデシュの主要な言語はベンガル語ですが、英語も得意としています。ただ日本語能力が大変低いのがデメリットで、英語でやり取りできるのであれば問題ありませんが、日本語必須となった場合は注意が必要です。 日本語を習得しているバングラデシュ人は少なく、そのため、バングラデシュでオフショア開発会社と連携を取るためには、バングラデシュの主要な言語であるベンガル語に詳しい通訳を用意しなければならないケースも多々あります。

バングラデシュにおける人材育成の必要性

バングラデシュオフショア開発のデメリットとしては、バングラデシュでオフショア開発を担う事ができる優秀な人材の育成が必要である事が挙げられます。
オフショア開発についてまだ実績が少ないバングラデシュは、今後開発の件数を重ねて経験を積み重ねていく必要があります。
コストは十分に安いものの、必要とする開発業務をこなすための人材を確保する事ができるかが問題です。バングラデシュで高度な開発を行うのであれば、改めて人材育成の体制を整えていく必要があります。
しかし、バングラデシュ人は労働意欲が高い傾向にあるため、育成環境さえ整えば成長する余地を十分に持っています。

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