インドネシアオフショア開発のデメリット

公開日:2017/10/25 最終更新日:2023/10/04

インドネシアオフショア開発デメリットはコミュニケーションに壁があること

インドネシアオフショア開発のデメリットを考えた場合、まず挙げられることが言葉の問題です。
インドネシアはインドネシア語を公用語とする国であり、英語でのコミュニケーションをとることが簡単には行きません。英語を話せる人が少ないこと、そして日本語を話せるインドネシア人もまた少ないのです。
このデメリットがありますから、依頼者側がインドネシアのオフショア開発企業に対しての仕様を説明する場合には日本語から英語へ、英語からインドネシア語へと通訳を間に入れる場合が多くあります。
このようなことが行われますので、依頼者側の意図を正確にオフショア開発企業へ伝えることは簡単ではありません。このことがインドネシアオフショア開発デメリットの最も大きな部分になると考えられます。

技術者のレベルが低いこともデメリットの一つ

日本人技術者と比べて質が低いということもインドネシアオフショア開発デメリットの一つになります。
インドネシアの理系出身の技術者には特に質の低さが見られ、成果物のレベルの担保ができないことが考えられます。エンジニアのレベルが低いということは、依頼者側の仕様が実現できない可能性もあります。
インドネシア人の中には、アバウトな性格の人も少なくありませんので、完成品として納品されたものが不具合を生じることがあります。
そのため、依頼者側が品質に関しては十分なチェック体制を敷く必要があり、十分なコストメリットを生かすことができないことも考えられます。

納期を守らない企業もある

インドネシアオフショア開発デメリットには納期を守らないということも考えられます。
インドネシア人はワークライフバランスに重点を置く人が多いです。国民性を見ると、家族を大切にするとか仲間意識が強いということは見受けられますので、仕事よりもこういったものを重視する可能性が高いです。
そのため、納期が迫っているというような場合でも、残業や休日出勤をするということは稀であり、結果として納期が遅れてしまうということになります。
もちろん、すべてのオフショア開発企業はこのような状況であるというわけではありませんから、依頼をする前にしっかりと調査してから依頼をすることでこのような問題は解決することができます。

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