Flex(Flash)→ HTML5へのマイグレーション

■Flex(Flash) → HTML5移行の必要性

Adobe Systemsは、2020年末に「Flash(Flex)」の提供を終了し、同ソフトウェアのアップデートと配布を停止すると発表しました。
また、Microsoftでも2020年までにWindowsにおけるFlashのサポートを廃止することも決定しています。

このことから、Flashで構築されたシステムはセキュリティの観点から他言語への移行が急務となっており、長期的な視点で安定したシステム構成を目指すならば、より一般的で世界標準的な言語への切り替えを考える必要があります。
※今後開発技術者確保困難の問題、Flexの脆弱性よりの被害や情報流出など深刻な問題が危惧されております。

実際には、Webブラウザを提供するGoogle、Apple、Microsoft、Mozillaや、ゲームなどでFlashを採用するFacebookも、Flashからの移行推進を発表。
各社、段階的にFlashのサポート終了を進めることが明らかになっています。

■課題

企業の基幹業務システムなどでは大量の画面が存在するため、移行も一筋縄ではいかないことがあげられます。
また、プロジェクトとしても大規模かつ複雑な要件となりがちです。
サポート終了までの限られた時間の中で移行するには、大規模・大量画面を効率的に且つ、移行後の提供レベルを下げることなく実現することが求められます。

① 人員不足の問題
日本国内の技術者は年々減少し、リソース確保が難しい状況となっております。

② 工期の問題
大規模システムが多いため、ほとんどのシステムが半年〜1年の移行期間を要します。
また、工期圧縮を目指すためには、手動変換部分に対応するために多くの要員が必要です(上記①にも関連)。

③ 費用の問題
新型コロナウイルスの影響で既存事業にブレーキがかかり、IT予算も縮小傾向にあります。
刷新を予定されていた企業様も、通常の開発に比べて予算が抑えられるマイグレーション(移行)に転換する流れもみられます。
刷新ではなく移行の場合でも、日本国内のみでの対応では、どうしても予算と納期が合わない現状がございます。
※自動変換ツールを駆使しても、手動変換部分には確実に費用がかかります。
 手動変換部分への対応は必須のため、日本国内で対応すると想定以上のコストが必要。

上記から、Flex(Flash) → HTML5移行を行いたいが、なかなか実現できていないという企業が多いのではないでしょうか。

■ 解決策としてのオフショア開発を活用したFlex移行

前提として、オフショア開発はマイグレーション案件に非常に向いていると言えます。
よく耳にするオフショア開発の課題は、SIerからオフショア側への仕様が伝わりにくいという課題です。
しかし、マイグレーションの場合、仕様理解部分は極めて少なく、新旧比較が中心の作業となってきます。

よって、オフショア開発未経験のSIerでも、最小限のリスクで案件の実施が可能です。
※すでにオフショア開発をご経験のSIerの場合、さらに難易度が下がります。

また、コミュニケーションコスト(SIerの担当者様の稼動)も少なくてすむ上、実質の開発コストもベトナムであれば、日本よりも格段に低価格なので、満足できる費用対効果が見込めます。
ただし、注意点もありますので、以下挙げていきます。

■企業選定の注意点

◆経営基盤
新型コロナウイルス(covid-19)の影響をベトナム企業も少なからず受けている状況です。
理由は、日本からお仕事を受託しているベトナムオフショア開発企業の業績は、日本経済に依存するからです。

移行案件は、大規模案件になることが多いので、発注先企業の経営状況をしっかり確認することが重要です。
※プロジェクトの途中で企業運営が困難になることも想定した企業選定が必要です。
 また、案件規模が多大な場合は、分散して発注するなども検討要因となります。

◆テレワークへの対応
ベトナム国内では、徹底的な押さえ込み施策により、日本にくらべて被害は軽微です。
しかし、弊社は有事に備えてテレワーク環境の準備も完了しております。
※ベトナム国内で、新型コロナウイルス患者が発生した時(第一波)に、全社テレワークに移行経験あり。
 万が一、有事になった際(ベトナム国内で第二波、第三波発生時)でも完全テレワーク移行できる準備は万全です。

■(参考)弊社案件実績:資産管理システム

<クライアントサイド>
Flex + Action Script3 → HTML5、Angular7、Wijmo

<サーバーサイド>
Java5→Java11

・開発工程
製造、単体テスト仕様書作成・実施、結合仕様書作成・実施

・規模規模
 ASなど:130KL(130,000steps)、Java:90KL(90,000steps)、画面:81本

・開発期間
 7ヶ月

このように、大規模システムでも短い期間で移行可能です。
まずはご相談を!

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